6月18日(土)、白百合女子大学 「グローバルビジネス基礎科目」の授業でゲストスピーカーとしてお話させていただきました。
素直でおしゃれな学生さん達の真剣な眼差しにドキドキしながら、大学時代~現在に至るまでの体験談と共に、女性のキャリアに関する、国内調査結果および国際比較データ等をご紹介。
前半の体験談に関しては、「働きながら、やりたい仕事に出会っていったと聞き、安心した。」「夫婦で関われるなら、子供を育てるのもいいな」という感想を複数頂き、嬉しい気持ちになりました。
もう一人のゲストスピーカー女性は、まさに女子大生の憧れの存在的ロールモデル。子供の頃に抱いたCAになる!という夢に向かって一直線!コツコツ努力を重ね、実現した女性。
私は、これといった夢などなく、大学時代や就活を通して方向性を見出し、企業に就職してから、さらに軌道修正していったタイプ(そもそも、キャリアコンサルタントという仕事は私が学生時代には存在しなかった職業ですしね)でした。キャリア形成には、色んなパターンがあるのだなと思って頂けたのではないでしょうか。
また、高齢出産になった理由が、仕事の分断や家事育児を一人で抱えることへの不安感だったことを、率直にお話しさせて頂きつつ、M字カーブの年代比較・国際比較データを紹介したり、男女の家事育児時間比較や、労働時間の国際比較データを紹介。担当教員の方から「経験に基づいたデータ紹介だからこそ、伝わることがあったと思う」とのコメントを頂きました。
各種データの中で、反応が大きかったのは、「年収600万以上の男性は8%」。衝撃を受けていた学生さんが多数。夫婦の愛情曲線の紹介にも、どよめきが起きていました(笑)
人それぞれに個性があるし、変化の激しい時代。
親世代のキャリアデザインを適用しようとしても難しいので、大学生のうちに、ライフデザインパターンの多様性と柔軟性を知る機会があると、いいなと思います。
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