脱・家事メタボ?!~家事からの解放~

「なぜ、私だけ?」という心の叫び。共働き女性の大半が、共通して感じることだと思います。私も何度心の中で叫んだことか(笑)。2月13日号のアエラ「家事からの解放」、タイトルに惹かれて即購入。熟読してしまいました。

すると、そこには、衝撃の事実が!なんと、家事時間は、1976年の198分から、40年弱発った2011年で191分と、たったの7分しか減っていない(総務省「社会生活基本調査」)のだそうです。食洗機・洗濯乾燥機・ルンバなど家事家電が充実しているにも関わらず7分とは・・・。紙面によると、「必要とされる家事水準が高まっている」というのが、その理由のようです。


国際的に見ても、日本の家事は女性に偏っているらしく、その差は10.12時間(妻の家事時間から夫分を引いた時間)で、ダントツの1位。専業主婦全盛期時代の名残りとはいえ、女性の負担感は世界一。仕事と家事の中途半端さに悩んでいる、日本のワーママのみなさん、自分を責めるのはやめましょう。そして、世界一、頑張っていることに誇りを持ち、家事の断捨離に舵を切りましょう(笑)。

特集では、Amazon dash buttonや、ベアーズ、オイシックス、タスカジ等、家事を軽減するためのサービス、料理を簡素化するための方法や、男性の家庭参画を促すための方法なども紹介されていて勉強になりました。

女性の支援に携わっていて感じることが2つあります。それは、「全ての家事を、手を抜かず自分でやろうとすると、いきづまること」。もう一つは『これだけ(家事)は、家族の幸せのために譲れない』というものが明確だと、他のことが多少雑になったり手抜きになったりしても、罪悪感は感じない」と言い切る女性が多いということです。

色んな女性の話を聞いてきましたが、「これだけは、という家事」は、個々の価値観・家庭によって異なりますし、子供の年齢によっても変化していくようです。

ちなみに私の場合は、最低限(→レベルはかなり低い)の掃除です。「多少汚れてても、死なないと!」自分に言い聞かせてきましたが、散らかり放題の光景は精神的ダメージが大きく、帰宅後の疲労感を倍増させるため、ここが自分の精神状態を良好に保つためのポイントなんだなということに、数年がかりで気が付きました。

みなさんにとって、自分が気分良く過ごすための家事とは、何ですか?

 

関連記事

  1. 「仕事と育児の両立を目指すママのための鑑賞会(4)子育て中こそ、アート…

  2. どう見える?イクメンの日常風景~家庭参画のジェネレーション・ギャップ~…

  3. ご紹介いただきました:資生堂の「働き方革命」

  4. 家事代行の導入準備 ~経験者の教えをあおいで、ハードルを下げる~

  5. いつも同じ失敗を繰り返していませんか?

  6. 不在時の家事代行利用法 ~コミュニケーション・シートの活用~

  7. 核家族共働き家庭のワーク・ライフ・バランス~1人で抱えず、チームを育て…

  8. 【ご報告】川口市男女共同参画委員会委員を拝命いたしました

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP