就活生や保護者が最も重視する「健康経営」

健康経営とは、「従業員の健康管理を経営的な課題ととらえ、戦略・計画的に取り組む経営手法」のことで、近年注目度が高まっています。

経済産業省の調査(2016年)によると、就活生&親の共に4割が、勤務先に望む条件として「健康経営」を挙げています。しかも断トツ1位。知名度が高くても、雇用が安定していても、健康を害するような過酷な労働環境の企業より、健康に働き続けられる企業かどうかを重視していることが分かります。

 

企業側も、従業員の健康を重要な経営資源として捉え、健康づくりの推進を「コスト」ではなく「将来への投資」と捉えるようになってきました。

健康経営に取り組むことは、以下のようなメリットがあると考えられています。

1.生産性の向上 
2.離職率の低下
3.企業イメージアップ

また、健康経営においては2018年に「女性の健康」が重点化されました。女性は、日本の全従業員のうち4割を占めます。その約6割が、女性特有の健康課題で悩んでおり、月経に伴う労働損失は約4,911億円との試算が発表されています。

 

 

若手や女性に選ばれる企業・働き続けてもらえる企業になるには「健康経営」は無視できない時代になっています。

私自身を振り返ってみても、昨年辺りから、「女性の健康」をテーマにしたセミナーの企画や研修などに関わらせていただく機会が増えました。大学院で健康を専門的に学んできましたが、今後も力を入れていきたいと思っていることもあり、知識の整理を兼ね、健康経営アドバイザーの資格を取得しました。

2020年は、企業の健康経営を支援しつつ、さぼり気味だった自分自身の健康管理にも時間を割いていきたいと思っています。

 

 

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