復職を阻む「3つの壁」を乗り越える方法とは

出産・育児後の再就職には、3つの困難が伴います。
1つめは、働く自信が持てるかどうか、という自分自身の問題。ブランクが長いほど、知識やスキルに自信を失いがちです。
2つ目は、家族の意向。母親が働き始めると、それまで家事・子どもや老親のケアに割いていた時間・役割を担う時間が少なくなります。パートナーや子供の同意を得られるかどうか、がネックです。
3つ目は、雇用主の意向。子どもが小さいと、働ける時間や欠勤の可能性などの制約の有無に不安を抱かれがちです。また、子育てから手が離れていたとしても、ブランクやその期間の長さに不安を抱かれがちです。

再就職支援の現場で女性の個別相談にのっていると、なかなか再就職が決まらない人というのは、大抵、上記3つのどこかがネックになって停滞してしまうことが多かったように思います。

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今回ご紹介したいのは、「キャリア・ブランク(離職期間)を経て再就職したい」「積極的にそういう女性を採用していきたい」と考えている女性や採用担当者に見て頂きたい動画です。世界で1200万回以上再生された、TEDのスピーチなのですが、スピーカー自身も、4児の母として11年間のキャリアの空白を経て再就職した経験の持ち主なのだそうです。

いかがでしたか?

いきなり正社員として再就職しようとすると、再就職者にとっても企業にとってもハードルが高すぎます。こんな風に、お互いにお試し期間を経て就職するかどうかを決めるという方法もあるのです。もし、そういった仕組みがなければ、提案してみるというのも一つの方法だと思いますよ。

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