2016年11月10日、川口市にてマタニティハラスメント防止セミナー(企業向け)に登壇いたしました。
川口市内の企業にお勤めの管理職、人事担当者、社会保険労務士さん等がご参加下さいました。
いわゆる「マタハラ防止措置義務」が、2017年1月1日から施行され、マタハラにあたるような上司・同僚らの言動を防止する措置を具体的に講じるよう、義務付けられます。しかしながら、何がマタハラなのか、具体的にどんな言葉や行為がマタハラにあたるのかについて、難しさを感じている担当者が多いのが現状です。
そこで「マタハラとは何か」「どのような発言や行為がマタハラにあたるのか」をお伝えし、基本知識を確認した後は、職場で実際にありそうな「上司と、妊娠・育児期の女性従業員のやり取り」についてクイズをだし、セルフチェックをして頂きました。
その後は、男女混合の受講者グループに分かれ、「マタハラかどうか」「どの点がマタハラだと思ったか」について、検討して頂いた後、答え合わせです。良かれと思って言った言葉や配慮がマタハラになる事に驚いている方も、ちらほらいらっしゃいました。
その後は「どうすれば防げるのか」という方法と共に、今回の改正に伴い社内の制度を整備するために、無料で提供されている、労働局や埼玉県のサービス・助成金についてもお伝えいたしました。
アンケートの感想は、以下の通りです。
感想(一部抜粋)
・マタハラの意味がよくわかりました。
・大変わかりやすいセミナーであっという間の時間でした。会社でも人事部内で今回教わったことを共有し、周知していきます。
・マタハラを防止するには長時間労働の解決が必要という点に共感した。
・理解しているようでまだわかっていないところを再認識しました。
■マタハラ防止セミナーとは■
職場のマタニティーハラスメントを防止するために必要な知識を学びます。2017年1月から、マタニティーハラスメントの防止措置(相談窓口や研修実施)企業に義務化が施行されました。妊娠中・出産後・子育て期間中の女性がどのような法律や制度で保護されているか、妊娠中に起きやすい心身の不調・変化や、ライフスタイルの変化を踏まえ、実際にどのようなトラブルが起きているのかを知り、職場で被害者や加害者を出さない働きかけ方について、実践的に学びます。詳細は、こちら。
■セミナーご担当者の方へ■
詳しい内容をご希望の方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせ下さいませ。
3営業日以内にご連絡いたします。ご不明な点等がございましたら、お気兼ねなくお問い合わせ下さい。
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