仕事と育児の両立を目指すママのための鑑賞会(1)@国立近代美術館

「人によって価値観は違うので、意見の背景に耳を傾けたいと思った」
「自分と違うものを認めあうようにしたい。『決めつけず、柔軟に考えること
まず知ること』の大切さに気付いた。

「時短勤務で時間にゆとりがないこともあり、相手の意見に耳を傾ける時間がなく、
仕事を捌いていくような働き方になっている。
でも、もう少し他人の意見にも耳を傾けたほうがいいかなと思った。」

そう語るのは、育休明けで復帰予定(復職済み含む)の母親達。
「復帰前研修」を兼ねた、ギャラリートークでの振り返りで出てきた言葉。

ギャラリートークとは国立近代美術館で実施されている、
対話型鑑賞会。複数名で対話を重ねながらアートを鑑賞しました。

 

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今回鑑賞した作品は、以下の3パターン。

1)【日本画】菱田春草:「草梅に雀」「雀に鴉」「四季山水」等 10作品。
下村観山:「木の間の秋」

2)【近代絵画】岡本太郎:「燃える人」「コントルポアン」
3)【現代アート】河口龍夫: 関係―種子、土、水、空気

今回は、職場復帰前研修というテーマ設定をし、
美術館の担当者さんに、鑑賞作品の選定基準について相談させて頂いたのですが、

「全員一致で、もう、これしかない!というものを選びました」
というコメントと共に、選ばれた選りすぐりの作品。

最初の日本画は、対話型の鑑賞方法に慣れ、愉しむための作品。

同一作家の複数の風景画を見て、
「この景色の中に入り込めるとしたら、どの絵を選びますか?」
というファシリテーターの問いで始まり、ゆっくり鑑賞した後に、
1人ずつ、選んだ絵と理由をシェア。

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「日々慌ただしく一人でゆっくりする時間がないので
この絵の中で、月を眺めながら穏やかな時間を過ごしたい。」

「広くて安全そうな場所だから、ここで子供を存分に遊ばせながら、
私は、ゆっくり休みたい」

などなど、子育て中の母親らしい価値観を感じられる感想が続きます。

ファシリテータは、
「そこには誰かいますか?どの程度の時間そこに居たいですか」
と、回答を深めてくれ、自分が持っていた前提にハッとする瞬間も。

「当然、一人で行くつもりでした」派と
「当然のように子供と一緒のイメージでした」派に分かれていました。

言葉にしたり、聞かれたりしないと気づかない自分の深層心理。
自分が無意識に持っていた「当り前」が、他人にとっては全く違うことがある。

日常の子育てにおいても、よくある状況ですが、
どの時間を切り取っても各々の価値観の違いがにじみ出ることに、
ハッとさせられる対話となりました。

 

長文記事のため、続きはこちらから。

 

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